トランシーバーに免許がある?

トランシーバーに免許がある?

トランシーバーに免許がある? 特定の周波数にあわせて電波を飛ばすことで連絡を取り合うトランシーバーは便利ですが、ただ専用の機器のため免許が必要なのか不要なのか分からない点があるので躊躇してしまう人もいます。結論から言うとトランシーバーを使用する際には一定の条件化においては免許が必要になるのです。その条件化というのは、その使用するトランシーバーの電波周波数が一キロワットを超える場合になります。
この一キロワット以上の周波数というのは、色々な周波数の電波が行きかう場所か数十万人規模の人数を収容できる大型施設そして病院や軍事などの特別な状況下で使用する場合です。これらの場所で使うものは連絡を取り合う際に他の電波に影響されたくないので使用するのですが、ただ1キロワット以上というのはテレビの電波などにも干渉する可能性が高い周波数です。
そのため一キロワット以上のトランシーバーを無許可で使用すると電波法に抵触し1年以上の懲役もしくは100万円の罰金令を受けることになります。もし一キロワット以上の周波数を使用する場合は事前にレンタルしてくれる企業に申請を出してもらうか、自身で専用の資格を取得して申請を出してクリアし使用するかの2択になるのです。

トランシーバーを使用する際に必要な申請について

トランシーバーを使用する際に必要な申請について トランシーバーの使用の際には事前に所定の場所に申請しておかなければいけない場合があります。それは無線機による通話には特定の周波数が必要になるので誰かが周波数を独占したり、一つの周波数に複数のグループがかぶってしまわないようにするためです。
法律で定められた範囲があり、通信出力が1ワット以上になると資格や書類による申請が必要になります。だいたい通信距離500メートル程が目安になります。ただしレンタルでトランシーバーを使用する際にはレンタル会社が変わってくれる場合が多いので出力が1ワットを超えるトランシーバーの使用の際にも不要になることが多いです。
「登録局」と「免許局」という二つの場所があり、使用する予定の無線機器の種類や通信電波の種類によって書類を送らなければいけない場所がどちらか片方だけだったり、両方だったりしますし、送る書類の内容も変わるので使用する機器について予めよく調べておく必要があります。